私の体が悲鳴を上げ始めたのは、ある週の月曜日でした。喉の痛みと倦怠感で始まり、火曜日には38度の熱。典型的な風邪だと思い、近所の内科を受診しました。インフルエンザの検査は陰性で、風邪薬を処方され帰宅しました。しかし、そこから私の長い闘いが始まったのです。薬を飲んでも熱は全く下がらず、38度台をずっとうろうろ。それよりも何よりも、日に日に咳がひどくなっていきました。最初はコンコンという乾いた咳だったのが、週末には胸の奥からこみ上げてくるような激しい咳に変わり、夜は咳き込んで眠れないほどでした。週が明けても状況は変わらず、再度同じ内科へ。胸の音はきれいだと言われ、別の風邪薬を処方されました。この時点で、発熱から一週間が経過していました。一向に良くならない症状に、私は言いようのない不安を感じ始めていました。インターネットで「熱が下がらない、咳が止まらない」と検索すると、「マイコプラズマ肺炎」という病名が何度も出てきました。症状が酷似している。そう思った私は、三度目の正直で、呼吸器専門のクリニックのドアを叩きました。これまでの経緯を詳しく話し、血液検査とレントゲン撮影を行いました。結果、レントゲンにはうっすらと影が写っており、血液検査の数値からも、マイコプラズマ肺炎で間違いないでしょう、との診断が下されました。ようやく原因が判明した安堵感と同時に、なぜもっと早く気づけなかったのかという思いが交錯しました。処方された抗生物質を飲むと、翌日にはあれだけ頑固だった熱が下がり始め、咳も少しずつ楽になっていきました。この経験から学んだのは、自分の体の声に耳を傾け、症状が長引く場合は、専門医の意見を求めることの重要性です。診断がつかないまま熱が下がらない日々は、本当に心身ともに疲弊します。おかしいと感じたら、諦めずに別の角度からのアプローチを試みる勇気が必要です。